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Gizmodo US 2021.02.16 スタンフォード・インターネット・オブザーバトリー(SIO)の最新調査で、Clubhouse(クラブハウス)入室中の各利用者のメタデータを含むパケットがエンド・トゥ・エンド暗号化もない平文で中国のAgora社に送られていることがわかり、Clubhouse社が対応に追われています。
参考1:音声SNSアプリ「Clubhouse」、日本でアプリダウンロード数1位に Agora社って何? Agoraは動画・音声・ライブインタラクティブ配信プラットフォームで、シリコンバレーのサンタクララと中国上海にオフィスを構えています。Clubhouseをはじめ世界中の企業にAPIを提供しているのですが、Clubhouseとの関係は一度も正式には公表されていません。昨年6月NASDAQ上場を果たしたときのCEOインタビューでもClubhouseは出てこなくて、米政権の中国アプリ排除もあり、あまり取引関係は明らかにしたくないようです。 ClubhouseはAgoraのAPIで1週間で書かれた 何が問題なの? スタンフォード大がネットワーク解析ツールのWiresharkなどを使って調べると、データはAgora経由で処理されていることが判明。ユーザー固有IDとルームIDのメタデータが暗号化もない平文で送られている実態までわかりました。 ![]() どういうことかというと、「ユーザーのネットワークにアクセスできる第三者」は簡単に送信内容にアクセスできて、「同じチャンネルに入っているかどうかを見れば、ユーザー同士がしゃべっているかどうかもわかる」ほか、発言主のIDとプロフィールの照合も可能。ぜんぜん「ここだけの話」ではないということです。ほかにもいろんなセキュリティの脆弱性が見つかり危険なので、同大は「Clubhouse社に直接連絡した。解決されるか修正期限になり次第、公表する」と話しています。 「中国政府が国家の安全を脅かすと判断した場合、Agoraは問題の音声の特定と保存をサポートしなければならない」とレポートにはあります。サーバーが米国内なら中国政府からの請求に応じる必要はありません。 ClubhouseもAgoraも「脅迫や虚言などの通報があったとき証拠資料は要るので音声は一時保存するけど、セッション終了時に削除している」と説明していますが平文だと…別に法的手段に頼らなくても、直接アクセスして録音しようと思えば、理論上はできてしまいます。 ☆Clubhouseは72時間以内にセキュリティ強化を約束 |
